原状回復OK!簡単に使えておしゃれなDIYアイテム5選

リフォームと聞くと、工具を一式揃えたり、騒音を出しながら何日もかけて工事をしたりとなんだかハードルが高いイメージがある人も多いのではないでしょうか?

実はそんなことを心配する必要は一切ありません。大規模で大変なリフォームをしなくても、キッチンやトイレ、洗面所、廊下など、小さな空間を変えるだけでおうちの雰囲気がガラリと変わります。

そんなプチリフォームにピッタリな、簡単に使えるDIYアイテムを5つご紹介します。(ただし粘着性があるものは貼る素材によっては跡が残る可能性があるので、購入する前に確認し、目立たない場所でテストをしてから施工しましょう)

壁にタイルシールを貼る

キッチンや洗面所、トイレなど、水回りの壁は汚れが飛び散りがち。掃除がしやすいようになるべく物を置かないようにしているけど、なんだか殺風景な印象がする…。そんな時は、タイル調のデコレーションシールが活躍します。

通常のタイルのように目地材に汚れやカビが入り込む心配がありませんし、何より低コストです。掃除で汚れが取りきれなくなったら張り替えれば良いので、お手入れも簡単。キッチンのシンク周りや洗面所のボウル周りなど、目線に入る場所に取り入れれば空間に華やかさが加わります。

マスキングテープやリメイクシートで戸棚をおしゃれに

造り付けの戸棚のカラーが気に入らない人は、幅広のマスキングテープやリメイクシートでアレンジするのも手です。ガラス戸タイプの扉も、縁をマスキングテープで貼るとフレームのようになって素敵です。

ドライバーで簡単に取り外せるので、取手も陶器や真鍮のものに取り替えてみてはいかがでしょうか?完成度が一段とアップします。

取手は様々なデザインのものが売られていて、最近では100円均一ショップでも手に入ります。
もちろん賃貸にお住まいの方は、退去時に備えて既存の取手をきちんと保管しておいてください。

剥がせる壁紙やウォールシールを貼る

狭くて色々飾りが置けない空間こそ、壁面で勝負。面積が小さい分、他の部屋では勇気が出ない柄物や鮮やかなカラーに挑戦してみるのも楽しいです。

おすすめは四方の壁のどこか一面だけに取り入れること。トイレならドアを開けた際に見える正面の壁、洗面所なら洗濯機や洗面台に邪魔されない、一番広い面積の壁です。通販等で貼って剥がせるのりつきの壁紙がたくさんあるので、一人でも簡単に貼ることができます。

蛇口をオシャレなものに交換する

退去時に再度、業者に交換を依頼する予算と時間が取れるのであれば、水回りの水栓金具を変えてしまうのはいかがでしょうか?

ホテルのバスルームにあるようなデザインに交換すれば、使うたびに少しリッチな気分に浸れます。

無駄なスペースが全くない、そんなインテリアを揃えたい…

床を好みの柄に張り替える

壁と同じく、部屋の大きな面積を占める床。ここが変わるだけでもインテリアのイメージがガラリと変わります。DIY好きで自分で床を貼ってみたい!という方も、まずはこういった小さな面積で練習するのがおすすめです。

インターネットで多くのハウツー動画があがっていますので、分かりやすいもので予習して取り掛かりましょう。こちらでは施工が簡単でデザインが豊富な床材と、その特徴をご紹介します。

施工が簡単だが凹みや傷がつきやすいクッションフロア

セルフリフォームの定番といえば、クッションフロア。最近は賃貸でも使用できるように、クッションフロア用の貼って剥がせる粘着テープも販売しています。

ハサミやカッターで簡単にカットできるので、キッチンのシンク周りやトイレの便器周りなど、障害物のサイズ合わせも簡単です。

ただ、柔らかい材質なので重い物やキャスターの跡がつきやすいという特徴も。その点は置くものを考えた上で選んだ方が良さそうです。

施工が簡単で丈夫なフローリング材Parador (パラドー)

画像引用:Parador(パラドー)

デザイン性と施工性、メンテナンス性に優れたドイツ製フローリング材Paradorはちょっとした空間のリフォームには最適な床材です。既存の床の上にフローリング材同士を引っ掛けながら置いていくだけなので、床のイメージチェンジが簡単に完了します。

従来の工法よりも低予算で施工できる上に、後期を20%も短縮できます。(※施工業者に依頼した場合)釘や接着剤を使わないので、経年劣化した際は一部だけを新しいフローリングに交換することも可能です。将来のメンテナンスが楽になるのは嬉しいポイントですね。

加えて、土足使用も可能な構造なので、傷や汚れに強く、音が響きにくいのも特徴です。特にキッチンや洗面所のように、重たい食器棚やキャスター付き脱衣カゴ等を使う場所にはもってこいの床材です。

パラドーのような耐久性と意匠性に優れた床材に適した使い道:

  • 賃貸物件
  • ホテルや居酒屋
  • 自宅
  • 事務所

まとめ

いかがでしたか?一口にリフォームと言っても、規模は手軽なものから大規模なものまで様々です。もしあなたがおうちのリフォームをお考えなら、このようなハードルが低いプチリフォームから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

田邉憲作

・1976年8月24日生まれ
・共同代表取締役
・内装工事業20年
【資格】
給水工事主任技術者